勉強のメモ 『ヘイト・クライムと植民地主義』

石原真衣「「サイレント・アイヌ」と自己決定権のゆくえ」より引用

「少なくとも札幌という都市空間においてアイヌの存在は前提とされていないということである。今まで非アイヌ系日本人である一般市民が、目の前にアイヌがいるかもしれないという前提を持って語ったり接したりしているのを見たことは一度もない。」

私もそう。アイヌと伝統衣装を着て伝統的な生活をして…という人を思い浮かべる。

そしてカミングアウトをしなくなる。

イメージを固定化された伝統文化と、それによってもたらされる民族イメージの明確化は、アイヌの出自を持つ人間にとって「自分はアイヌ民族ではない」という感覚をもたらした。

都市に生きる先住民族

何を目指したいか、どんな社会にしたいのかだと思う。